いけ花教室のご案内

写真

「国際いけ花」は、いけ花の伝統を守りつつ、流派を超越し、個性を尊重した総合芸術としての「いけ花」です。 花は世界の共通語でもあります。
花が語る真実の愛を世界中の人々に伝え、平和を願って、友情の花の輪を大きく広げてゆきたいと思っています。花の心にふれ、花と対話し、花でつづる心の詩を表現してみませんか。

教室案内

<いけメン&レディースのいけ花教室>

  • 日時: 月1回 水曜日 14:00〜16:00
  • 会費: 3000円(花代共)
  • 場所: 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目40 豊明ビル3F
        地下鉄半蔵門線・三田線・新宿線・神保町駅A5出口 徒歩3分
        JR・地下鉄三田線・水道橋駅 徒歩8分
  • 指導: 蒲田洋子教授・理事長

<レッサム・フィリリ高輪のいけ花教室>

  • 日時: 月1回 第1月曜日 15:00〜17:00
  • 会費: 4000円(花代・お茶お菓子共)
  • 場所: 〒108-0074東京都港区高輪2-14-9 三愛ビル梅館101 ネパール料理店・レッサム・フィリリ
        都営浅草線・京急本線・泉岳寺駅A2出口 徒歩3分
        JR品川駅西口 徒歩8分 電話03-5789-2557
  • 指導: 安藤恵子教授・鈴木康子教授・増田三千代教授

<ラ リヴィエールのいけ花教室>

  • 日時: 月1回 第3金曜日 14:00〜16:00
  • 会費: 4000円(花代・お茶お菓子共)
  • 場所: 〒158 -0087世田谷区玉堤 1-23 -14リバーサイドハイデンス 201
        東急新玉川線・大井町線・二子玉川駅、東横線・目黒線・多摩川駅よりバスで約5分
        「東京都市大南入口」下車2分。大井町線・尾山台・等々力駅よりタマリバーバス約10分
        「玉堤」下車2分 電話090-3346-9812
  • 指導: 安藤恵子教授(アーティフィシャルフラワー)、増田三千代教授(生け花)
        安川いつみ教授(ブーケ・アレンジメント)
  • URL: https://lariviere-flower.jimdofree.com

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入会案内

※入会金:6000円(キャンペーン実施中!入会金無料)。
※外国人、男性、シニアの方、お子様も大歓迎。
※ご希望により、英語でのいけ花指導も致します。
※ご希望の方には、指導者への道も開かれています。

お問い合せ・お申込み

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アクセス

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目 豊明ビル
 地下鉄神保町駅A5出口を出て徒歩3分 / JR水道橋駅 徒歩10分




〒158 -0087世田谷区玉堤 1-23 -14リバーサイドハイデンス 201
 東急新玉川線・大井町線・二子玉川駅、東横線・目黒線・多摩川駅よりバスで約5分

 「東京都市大南入口」下車2分。

 大井町線・尾山台・等々力駅よりタマリバーバス約10分 「玉堤」下車2分

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いけ花体験レッスン

 みなさんは、「いけ花」というものにどのようなイメージをお持ちでしょうか?
 もしかしたら、敷居が高くて堅苦しいといったイメージを抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 実はいけ花は、堅苦しいどころか、驚くほど親しみやすいものなのです。
 もともといけ花は、野山に咲いている草花や枝などをとってきて室内に飾って楽しもうという発想から始まったもの。特別な道具が必要なわけでもなく、格式にとらわれる必要もまったくありません。もちろん、服装だって自由。いけ花は、日常生活の延長線上にあるクリエイティブな世界なのです。
 では、実際のいけ花のレッスンはどのように行われているのでしょうか。
 さっそく体験レッスンの模様をご紹介していきましょう。

まずは花器選びから

 いけ花のレッスンは、まず花器を選ぶところから始まります。花器には、素材一つとっても焼き物、塗り物からガラスまで、形も筒状や球状のシンプルなものから抽象性の高い複雑な形のものまで、様々な種類があります。あまりにたくさんのバリエーションがあるためか、初めての方はどの花器を選んだらよいのか迷ってしまう方もいらっしゃいますが、あまり考え込まずに直感でお好きなものを選んでいただくようにしています。
 もちろん、いけ花は総合芸術ですので、花器選びは花材と同じくらい大切なもの。全体のバランスとの調和は重要です。でも、堅苦しく考え過ぎても柔軟な発想は生まれません。例えば、籠やスープ皿。そんなどこの家庭にあるものでも立派な花器になるのです。初心者の方には、新しいものを発見し、美しいものを創造していこうという積極的な気持ちを大事にしながら、花器選びを楽しんでいただければと思っています。

花材の確認と準備

 花器が決まると、実際にいける準備に入ります。
 今回の体験レッスンの花材は、赤いガーベラとかすみ草、ジンジャーの葉、木の実のついたドライの枝。こうした取り合わせのように、生の花だけでなく、ドライの枝など生のもの以外の素材を積極的に活用していくことも、国際いけ花の特徴の一つです。
 花材を確認したら、萎れた花や汚れた葉は取りのぞき、さらに水に浸す部分の葉は、いけた時に水が腐るのを防ぐために取ってしまいます。
 続いて、剣山の用意。今回は、日月形剣山を選んでみました。これは、お日様のように丸い形のものと、お月様のように蒲鉾のような形をしているものの二つがセットになった剣山です。二つ別々に使ってもいいのですが、並べたり重ねたりして組み合わせて使うと安定性が出ますので、初心者の方には使いやすい剣山です。
 花器の底に剣山を設置したところで、花をいける準備は整いました。

主枝をいける

 初めてのレッスンでは基本型を学びますが、今回の型は〈立心型〉。「国際いけ花」の型の中でも、初心者が最初に学ぶ型です。
 まず始めに、主枝と呼ばれる作品のメインとなる3本をいけますが、その最初にいけるものを第一枝といいます。この第一枝は作品の中心的存在となるため、最も長くいけます。具体的な長さは、花器の直径と高さを足した寸法が目安。いける角度も決まっており、花器に対して垂直にひいた線から10度の角度で剣山にさしていきます。つづく第二枝の長さは第一枝の4分の3で、角度は垂直線から40度。第一枝と同じ方向に傾けます。第三枝は第二枝の2分の1の長さで、今度は先ほどの2本とは反対の方に垂直線から70度の角度のところにいけていきます。
 第一枝、第二枝は木もの、第三枝は草ものにすると調和がとれやすくなりますが、今回も最初の2本は枝とし第三枝をガーベラとしました。枝をメインにもってくると赤い花が引き立ち、秋の季節感が出てきますね。

バランスを整えて完成

 3本の主枝が出来ましたら、次はそれを補足していく段階に入ります。
 ここからは、細かい数値的な決まりは一切ないので自分の感性にしたがって自由にいけてくださってよいのですが、いくつか守るべきポイントはあります。それは、(1)主枝をささえるイメージで、(2)主枝より小さく、(3)剣山が見えないようにいけること。この3つの原則に従いながら、今回の花材であるかすみ草、ガーベラ、ジンジャーの葉を次々と加え、空間をうめていきます。剣山にささりにくいかすみ草のような細い茎は、あらかじめ3センチくらいに切って剣山にさした枝の中に入れていくと、きれいに仕上がります。
 この段階では、一枝加えるごとに作品の表情が変わっていくことを実感しながらいけていただければと思います。仕上げの作業は楽しくてついつい手を加えたくなってしまうものですが、全体のバランスが整ったら完成にしましょう。

自宅でも復習を

 きれいに出来上がった作品に、水を入れたらレッスンは終了です。
 立ち上がって、ご自分の作品をあらゆる角度から鑑賞していただいてもよろしいですし、記念に写真を撮っていただいても結構です。ほかの方の作品と比較してみても、違った感性にふれることができ、勉強になるでしょう。
 せっかく完成した作品ではありますが、レッスン終了後は花器から花材をすべて取り、各自でお持ち帰りいただくことになっています。これは、ご自宅でも是非レッスンの復習をしていただきたいという思いからお願いしていることですが、生徒さんには、復習になるという点に加えて、ご自宅に本格的な作品を飾ることができるという点からも、ご好評いただいています。

 以上、体験レッスンのご紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
 いけ花の楽しさは、心の中で草花と対話している感覚が味わえること、そしてそのことによって気持ちが癒されていくことにあります。体験レッスンを通して、こうしたいけ花の魅力を十分に感じていただくことができたならば、大変うれしく思います。

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いけ花Q&A

国際いけ花協会の流派は何ですか?
国際いけ花協会は、どの流派にも属していません。言い換えれば、流派を超越し、個性を尊重した総合芸術としての「いけ花」と言えます。
国際いけ花の「国際」とはどのような意味なのでしょうか?
世界のどこへ行っても美しい花があり、人々は花との暮らしを楽しんでいます。その意味では、花そのものにも国際性があるといえます。国際いけ花では、こうした花の国際性や個性を尊重したいという思いから、それぞれの地域や国の色彩を感じ取り、その地で調達できる花材と器で花をいけることを大切にしています。そして、そのことが日本の伝統的ないけ花を広めるとともに、国際的な文化交流に貢献することにつながると考えています。「国際」という言葉には、このような願いが込められているのです。
いけ花の起源はどのようなものなのでしょうか?
古くを遡れば、奈良時代の僧侶が仏様に花をいけたことを起源とする説もありますが、もともとは、野山に咲いている草花や枝などをとってきて室内に飾って楽しもうという発想から始まったものです。自然を暮らしの中に積極的に取り入れて生きるという、日本人独特の美意識が反映された身近な「芸術」と言えるでしょう。
いけ花を始める際には、どのような道具が必要でしょうか。
初心者の方でしたら、お稽古に通いながら少しずつそろえていかれればよいと思いますが、さしあたりは、花器、花ばさみ、剣山、霧吹きポンプ、針金、小石や砂などがあれば十分です。
花器はどのようなものを選べば良いですか?
初心者の方であれば、どのような花にも合うシンプルな色や形をしたものが使いやすいでしょう。また、自宅にある食器や、籠などを花器として利用しても面白いでしょう。
いけ花教室はどのような雰囲気なのでしょうか?
少人数制なので教授との距離も近く、皆さんリラックスした雰囲気でお稽古に参加していらっしゃいます。午後と夕方の教室がありますが、午後は主婦の方、夕方はOLの方たちが多いようです。
まったくの初心者ですが、教室についていけるでしょうか?
最初は皆、初心者です。一人ひとり丁寧に指導させていただきますので、ご安心していらしてください。
指導してくださる先生は、どのような方ですか?
各曜日とも国際いけ花協会の教授が責任をもって指導いたします。
いけ花教室はどのような内容で進められるのでしょうか?
通常は、(1)その日に使う花材、型の説明、(2)各自で作品の作成、(3)手直し、(4)完成後の作品の寸評といった流れとなっています。
どのような服装がよいのでしょうか?
服装は自由です。花材を扱う際に水に濡れたり、花材の破片が落ちたりしますので、服が汚れないようエプロンを用意するとよいでしょう。
お月謝以外に花材費はどれくらいかかるのでしょうか?
花材の内容によっても違いますが、毎回1500円くらいが目安です。行事花(クリスマス・お正月etc)は、それ以上多めにかかります。

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