国際いけ花だより

●松濤美術館にシャガールの絵画を寄贈(2011年2月6日)
 Kokusai Ikebana contributed the paintings of Marc Chagall to the Shoto Museum of Art

 国際いけ花協会が渋谷区松濤美術館に寄贈したシャガールの絵画二点が、2月6日(日)から20日(日)まで開催された松濤美術館所蔵品展において展示されました。シャガールの履歴と共に以下の文章が掲載されました。

 <この作品は、国際いけ花協会・国際いけ花学院の創始者であるマダム大野(1920〜1997)が、「花の使節」としてブラジル、フランスで活動した際に、マルク・シャガールの友好のしるしとして入手されたものです。マダム大野のご親族である渋谷区在住の岩城肇氏より、シャガール作品2点が渋谷区に寄贈され、渋谷区から当館に委託されました。>

 2月6日の初日には、松濤美術館公募展も同時開催され、渋谷区長の桑原敏武氏も松濤美術館に来場されました。
 二階の展示室は落ち着いた雰囲気で、岩城肇理事長夫妻はじめ見学した会員も、松濤美術館主任学芸員の瀬尾典明氏の詳しい説明に感銘を受けました。

 故・大野典子会長所蔵であった素晴らしいシャガールの油絵「花と女神」(1954年)、ブルーの色が美しいリトグラフ「聖書」(1956年)の二作品が、貴重な芸術品として末長く松濤美術館に所蔵され、多くの人々に感動を与えることを希望しております。

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2011-3-2

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