国際いけ花だより(’07.10.26〜28)

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●国際いけ花秋の華展「マダム大野とロマン」(2007年10月26日〜28日)
Kokusai Ikebana Exhibition  ‘Madam Ohno and Romanticism'

故大野典子会長の没後10年を記念して、秋の華展「マダム大野とロマン」が開催されました。国際いけ花アートギャラリーは色とりどりの秋の花でうずまり、芸術の香り高い作品の数々に、ご来場の方々は感動の声を上げられていました。

オープニングセレモニー
岩城肇理事長が開会の挨拶を述べ、ブラジル支部長・原沢周子様からのお祝いのメッセージが披露され、トンプソンの小椋朝生氏の乾杯の音頭で、華展がスタートしました。

展示作品
一階、二階には、伊藤、勝田両教授を中心に皆で生けたマダム大野へのオマージュのいけ花や、マダム大野にまつわる人々のイメージを表現した作品が並びました。(イブ・モンタン、グレース・ケリー、ファビオラ王妃、ヘップバーン、マルク・シャガール、マルセル・マルソー、山下泰裕、ルノワール、いけ花チャリティーショーに集う人々・・・など)
三階のサロンには、在日大使館(キリバス、スリランカ、ツバル、ベラルーシ)の方々の、それぞれの国をイメージした作品や、国際いけ花メンバーの作品が展示されました。

いけ花デモンストレーション&無料体験レッスン
三日間、午後1時と3時の二回、蒲田洋子、井上除子、勝田房江、伊藤洋子、佐々木夫美子、村田梨恵、鈴木康子等、国際いけ花教授によるいけ花デモンストレーションが開催されました。斬新な組み合わせのいけ花、可愛いテーブル花、秋の色にあふれた花・・・・、ゲストの方々には、個性的でモダンでありながら、日本の伝統美を生かしたいけ花をご覧いただけたことでしょう。
最初の二日間は台風の雨、最終日は晴天でしたが、連日、無料体験レッスンも行われ、大勢の方がいけ花を楽しまれました。

ご来場の方々
日本各地からの方々はもちろん、コンゴ大使夫人Ms.Passi、スペイン大使夫人Ms.Carriedo、ベラルーシ代理大使夫人Ms.Ekaterina
Sedovkina、スリランカ大使館Ms.Chamari Rodrigo、アンゴラ大使館Ms.Maria Teresa
Felix、ペルー、ネパール、中国はじめ多くの外国人の方々も来場され、国際色豊かな催しとなりました。

追記

今回の華展は、国際いけ花協会がNPO法人として認証されてから初の華展で、子供から高齢者、発展途上の諸外国の方々などに対し、「いけ花美術」の教育・普及に関する事業の一環として、無料いけ花指導や無料デモンストレーションを行いました。また、大使館関係の出展に際し、いけ花指導や花材の提供を行いました。

華展終了後、出展者による打ち上げが行われました。

今回の華展について、ミセス、家庭画報、婦人画報、週刊朝日、週刊新潮、週刊文春、朝日新聞、華道にっぽん新聞、等で記事が掲載されました。また、「Garden & Garden」1月17日発売号には、華展の様子が詳しく掲載される予定です。

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2007-09-25

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