The 19th Charity Bazaar for Women and Children in the Middle East and Africa
10月17日(火)11:00〜15:30、ロイヤルパークホテル3階ロイヤルホールにおいて日本中近東アフリカ婦人会主催、外務省、(社)アフリカ協会後援で、アフリカと中東の女性と子供のために第19回チャリティーバザーが開催されました。中近東&アフリカ各国の大使館から提供されたお料理が並び、民族衣装や民芸品、食品などの展示即売が各ブースで行われ、楽しいダンスも披露されました。国際いけ花協会からは、赤岩理事、伊藤理事、増田副理事長、山越理事が参加し、コートジボワール大使ご夫妻ともお目にかかり、有意義なひとときを過ごしました。
●ペルー花の旅(2017年10月30日〜11月8日)
Ikebana Tour for the 100th anniversary of the establishment of Japanese Peru people Association (ASOCIACION PERUANO JAPONESA)
ペルー日系人協会設立100周年記念イベントに参加のため、国際いけ花副理事長の増田三千代教授が、10月30日成田よりダラスを経て、ペルーリマに向け花の旅に出発しました。クスコからバスと列車で40時間かけてマチュピチュに到着し観光、11月2日にはクスコ観光も楽しみ夜リマに到着しました。
3日は、昼はエルメル ビダールさんご夫妻のお世話でお花などの準備、夜はユニオンという会場で祝賀パーティーが開催され、1000人ほどの日系人が呼ばれ株丹達也駐ペルー大使夫妻とも写真を撮らせていただきました。
4日は朝から着物でリマの観光、アルマス広場やカテドラルへ出かけ、昼は日系人協会のビル、日秘会館へ。メデイアの質問を受け、お昼を頂いたのち、日本のお祭りなど日本関連のイベントが行われている会場ユニオンに向かいました。
今回の公演はブラジルでもご一緒した踊りの花柳勝千鳥(松本さん)、お琴の岡本さん、お琴と二胡の菱沼さん他、詩吟の方、など総勢12名が出演しました。
増田三千代教授のいけ花デモンストレーションの時には、バックに岡本さん、菱沼さんが演奏をしてくださいました。いけ花は唯一お客様に話せるものだったので、山口県協会の会長さんご子息、藤井さんに通訳をお願いし、話しながらいけました。1つ目は、銀色の器でアジサイをメインにしてモルセラ、スターチスに似た紫の花、朱色の小花をあしらい、「ペルーの女性たち」、という題をつけました。2つ目は赤い花器で、さんごみずき、大きな赤い花2本、カンガルーポー、ドラセナなどをいけ、「ペルーのイメージ」としました。マチュピチュあたりの緑の濃さ、リマの近郊の砂漠、情熱的なペルーの人々を表しました。3つ目は白い花器で、桜の枝があったのでそれをメインに、薄紫のアヤメ、黄色い小菊、朱色の小花で「日系人たち」、のイメージです。日本への思いを大切にしながらペルーでたくましく生きる皆さん、という感じで、桜の枝1本、さんごみずきも少し横に使い、お互い手をつないでいるようにいけました。当日は、前もってお花をカットしたり葉っぱを取り除いたりして、時間をかけずに華やかにデモンストレーションできるようにしました。今回は「桜の会」 ということで最後はみなで桜を歌いご挨拶し、参加したことへの感謝の賞状も頂戴しました。
強行軍の旅でしたが、多くのペルー日系人の方々に出会い、その活躍を目にし、いけ花を通して文化交流を果たすことができ大成功の旅となり、満ち足りた気持ちで帰国することができました。ペルーの日系人の方々の末永いご繁栄をお祈りしています。
●秋の活動
Activities in Autumn
*舞浜クラブ(2017年10月11月)
IKEBANA Class at Maihama Club
介護付有料老人ホーム「舞浜クラブ」で、川崎和美教授の指導でお稽古が行われました。珍しい多肉植物、葉が堅く寒さに強い、長持ちする花、大弁慶草を使い、コスモスと組み合わせていけました。
*レッサム・フィリリでのお稽古(2017年11月6日)
IKEBANA Class at Resham Firiri, Takanawa
11月6日月曜日、レッサムフィリリでレッスンが行われました。担当は鈴木康子教授で、テーマは 「実りの秋」。花材は、薔薇、菊、赤目柳、ヒペリカム、唐辛子で、収穫祭のイメージもあり、小玉ねぎ、しめじ、どんぐり、キウイ、唐辛子などを添えて とても賑やかな作品が出来上がりました。ヒペリカムの葉の赤色に紅葉の野山を思い浮かべ秋の雰囲気を満喫しました。
*秋の華展打上げパーティー(2017年11月8日)
Wrap up party for IKEBANA Exhibition
10月24日と25日に行われた秋の華展『日本の美をいける』の反省会を兼ねた打上げパーティーが水道橋の庭のホテルで行われました。美しい庭を見ながら美味しいお料理をいただき、華展の反省点などを話し合い、親睦を深めました。
*都庁いけ花展示(2017年11月13日〜17日)
IKEBANA at the City Hall
練馬華茶道連盟の依頼で蒲田洋子教授がいけ花を都庁第一庁舎1階に生け、5日間展示されました。
花材:ピンクッション、カーネーション(オレンジ)、スプレー菊、デルフィニウム、サンキライ、アセビ(馬酔木)、唐松ボックリ
*練馬華茶道連盟秋の文化祭「いけ花とお茶の会」(2017年11月18日19日)
Autumn Culture Festival in Nerima
練馬区生涯学習センター2Fにおいて、11月18日(土)、19日(日)に練馬区華道茶道連盟主催の「いけ花とお茶の会」が開催され、国際いけ花協会理事長・蒲田洋子教授が作品を展示しました。19日はお天気も良く、区長様をはじめ、いつもより多くの方々がいらっしゃいました。増田三千代教授とお茶席をご一緒し、窓から見える銀杏の風情を楽しみ、銀杏の練り菓子を戴きました。
花材:グロリオサ、ケイトウ、カーネーション(グリーン)、スプレーマム、アセビ、唐松ボックリ、イタドリ
*いけメン&レディース教室(2017年11月29日)
IKEBANA class for IKE-Men and Ladies
11月29日(水)、神保教室にて、いけメン&レディース教室がありました。5人参加で、一足先早いクリスマスアレンジメントを致しました。それぞれ、クリスタルグラスに、可愛い作品が出来あがり、ロンドンから一時帰国するお孫ちゃんにプレゼンとできる、と喜んでおられるイケメンもおられました。
花材:モミの木、バラ、スイトピー、リューカデンドロン、カスミソウ、スプレー菊、サンキライ、唐松ボックリ、オーナメント
●季節の便り(11月)
Seasonal Photos (November)
*紅葉(中禅寺金谷ホテルコーヒーハウスユーコン) *紅葉(中禅寺湖) *紅葉(日塩もみじライン) *浜千鳥(上総湊) *柿(南房総) *紅葉(河口湖ビューホテル) *シュウメイギク(同) *紅葉(河口湖・久保田一竹美術館) *落ち葉(同) *落ち葉(富士吉田・鐘山苑) *山茶花(南房総) *まゆみ=檀(南房総三芳村) *銀杏(成城学園)
2017-11-30