国際いけ花だより

 

●最近の活動(2020年4月〜10月)
Activities from April to October

2020年2月頃から新型コロナウィルス (COVID-19) の影響を受け、国際いけ花協会も、研究会や各お教室の活動を休止しておりました。その間も、メールや電話を通じて、自宅で生けた花や季節の花の写真を交換したり、会計報告など事務的なことを連絡しあい、会員同士の交流を続け、お互いに励まし合っておりました。 例年夏に行われる東武百貨店での彩花展も中止となりましたが、9月から活動も復活し、三密に気を付けながらお稽古も再開しました。華展など、大きなイベントの開催などは、当分行えませんが、いけ花への情熱を持ち続け、少しずつ前進してゆきたいと考えております。



*レッサム・フィリリいけ花教室(2020年9月7日、10月5日)
IKEBANA Class at Resham Firiri, Takanawa


毎月第一月曜日の午後、泉岳寺近くのネパール料理店・レッサム・フィリリで開催されている国際いけ花協会のお教室が半年ぶりに、9月7日(月)に再開しました。台風の雨が降る中、集まった9名は、マスクを付け、ソーシャルディスタンスを保ちつつ楽しくお稽古しました。
増田三千代教授のいけ花クラス、「秋の訪れ」というテーマで、ススキや竜胆、ケイトウ、コスモス、小菊、ポンポン菊、吾亦紅、女郎花など、たくさんの種類の花を使い、秋の野の情景をイメージしていけました。久しぶりの再会にお話の花も咲き、ネパールティーをいただいて、心和むひと時となりました。

10月5日(月)は安藤恵子教授の担当で、「カレイドフレーム」という刺繍の枠に薄いチュールの布を貼り付け、枠で挟み、そこにレースをつけ、花を乗せていく作品を2つずつ作りました。ボンドで貼り付けるのですが、オーバル型は秋のイメージ、丸型は癒しがテーマでした。作業は難しいところもありましたが、参加者7名、皆、黙々と手を動かして、次々と夢のある素敵な作品が出来上がりました。

今後の予定
11月2日 担当 増田三千代教授(アレンジメント) 秋の終わりに
12月7日 担当 増田三千代教授(いけ花) クリスマスの花



*池袋東武百貨店 ボタニカル展(2020年10月8日〜10月13日)
Botanical Art Fare at Tobu Department store


池袋の東武百貨店8階においてボタニカル展が開催され、お花に関連した色々なものが展示販売されました。吉田まどか先生のコーナーは大きなスペースで、リースにアレンジメント、和の雰囲気のものやシーズンのハロウィンのものなど楽しく展示され、華やかな催しとなりました。増田三千代教授等が足を運び、美しい作品の数々を鑑賞し楽しいひとときを過ごしました。



*練馬区役所いけ花展示(2020年10月14日)
Ikebana at Nerima City Hall


蒲田洋子理事長が10月のいけ花を、練馬区役所のアトリウムにいけ込みました。実りの秋らしい風情を区民の皆様に感じていただければ嬉しいです。
花材:唐松ボックリ、コチョウラン、オンシジウム、ソラナムパンプキン(花ナス)、ドラセナ



*研究会&理事会(2020年10月21日)
Special IKEBANA Class and Board of Directors


10月21日(水)国際いけ花協会の研究会と理事会が、神田神保町教室で開催されました。ガーベラ、白リンドウ、ケイトウ、タニワタリ、落葉松ぼっくりなどに、ジャックオーランタンを添えて、ハロウィンをイメージした秋色の個性豊かな作品が出来上がりました。
理事会では、お休みが続いている介護付有料老人ホーム「舞浜倶楽部」のことや、今後のことを話し合いました。一日も早くコロナが終息して、色々な活動が再開できますよう、祈っております。


*いけメン&レディースいけ花教室(2020年10月28日)
IKEBANA Class for IKE-Men and Ladies


10月28日(水)、神田神保町教室にて蒲田洋子教授の指導で、いけメン&レディース教室が開かれました。新しいメンバーも加わり、ハロウィンをテーマに楽しく生けました。
花材:カンガルーポー、アンスリウム、ケイトウ、モンステラ、観賞用カボチャ




●季節の花だより(4月〜10月)
Seasonal Flowers(April to October)

※ 写真をクリックすると拡大し、お花の名前と撮影場所が分かります。


2020-11-01

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